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過去のコラム

年金運用に損失が…

いま、わが国の年金に関して話題になっているのが、運用で損失を出しているということです。

私たちの年金は、ここまで積立金として約135兆円あります。年金保険料が入ってこなくても、当分の間年金を支給できるようにとプールしているものです。これをいままでは、日本国債に投資する債券運用で、少しずつ殖やすことをしてきました。

もっとも年金資産で国債を買い支えていたとも言えます。

安倍政権になって、この積立金を積極的に株式運用するようになりました。外国株や外国債券にも運用するようになりました。

いまは、国債などの債券運用している金額よりも、日本株や外国株、外国債券に運用している額のほうが多くなりました。

運用当初は順調に利益を出していましたが、昨年の夏、中国ショックで、日本を含む世界各国の株価が下落すると、この年金運用の成績も落ちてきて、昨年の第2四半期(7~9月期)は、なんと約8兆円の損失となってしまいました。

皆さんも、年金積立金を管理運用している、年金積立金管理運用独立行政法人(GRI)のホームページで確認することができます。

http://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h27_q2.pdf

これが大きな話題となっています。問題といえば問題ですが、リスクをとった時点で、わかっていたことではあります。

さらに今国会では、政府は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に株式の直接売買を認める法案をまとめているのです。

外部に運用を委託するのではなく、直接、私たちの年金資産が株式投資を行うというのです。

積立金運用で、株式投資などのリスク資産に投資する時点で、相場環境次第で、運用益がマイナスになることは想定されていましたが、それを目の当たりにするとさすがにショックですね。

全体がマイナスにならないように分散投資を行っているのですが、分散効果も効かないようです。それだけ急激に株式投資への比率を上げてきたのでしょうが、このようなことは、今後も何度も経験することになることは、覚悟しておかなければなりません。

国も老後資金準備を運用にゆだねている事実を理解しましょう。

高齢化が進み、納められる保険料額よりも、給付額が上回ることによる年金財政の改善のためにも、積立金の運用は仕方がないという判断で、リスク資産への投資を始めたとするなら、仕方がないことではあります。

ただ、ここまでの日本株式市場を下支えしたのが、年金資産であることも間違いありません。

私たちが覚悟しなければならないのは、私たちの年金資産が、これからもリスクにさらされることです。それゆえ、年金積立額が増えたり減ったりすることもあるということです。

公的年金がこれだけ大きなリスクをとっているわけで、それにヘッジ、つまり公的年金の運用結果に、私たちの老後資金額を安定させるためには、私たちも運用という手段を取り込むことが必要になってきます。

もちろん運用ですから、相場環境が良くなれば、年金積立金の運用収益も改善されることは期待できます。

公的年金も大きなリスクをとって、株式や外貨資産で運用しているのです。この事実を、正面から受け取るようにしましょう。

そして、自分たちも、老後資金準備として、運用という手段と向き合うようにすることを、前向きに検討するときではないでしょうか…

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