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過去のコラム

これからのライフプランを考える

ライフプランという言葉をよく耳にします。金融機関が金融商品を販売するときに頻繁に使われる言葉で、「人生設計」という言葉を当てはめられることもありますが、どうも言葉の使われ方から、正確な日本語にあてはめるのは難しい概念のように思われます。

人生設計と言っても人それぞれに異なりますし、これに「最適な」とう言葉を付け加えれば、その形は時代によっても社会情勢によっても変わってきて、明確には捉えられないものになると思われます。

ただどの切り口から入っても、ライフプランと呼ばれる概念の最終着地点は「豊かな老後」に辿り着くようです。つまりライフプランという概念の、究極の目的は「豊かな老後を送る」ことだと言えます。

ライフプランと呼ばれるものの背景には、必ず「お金」がついてきます。資金計画と呼ばれるものです。そして、ライフプランを語る上で登場するものに「ライフイベント」というのがあります。端的に表現すれば「人生におけるお金がかかる出来事」ということです。

ライフイベントには結婚や子育てがあります。もちろん一生独身という人もいるでしょうし、それこそライフプランは人それぞれです。

ここで指摘しておきたいことは、いま語られているライフプランは、かつての高度成長期の流れに乗ったものになっているということ、その時代の常識といわれていることを引きずっているものになっているということです。

当時と今とで決定的に違うことは、企業における終身雇用と年功序列の給与体系が変わっているということです。

お金という概念から考えると、終身雇用は、収入獲得手段は60歳まで途切れることはないということです。年功序列は、将来の収入曲線がはっきりと見えるということで、しかもそれは右肩上がりだったということです。

先輩の行く道を見ていれば同じ道をたどることができるという時代だったのです。

退職金は当たり前のように支給され、60歳以降は年金が確実にもらえる時代でした。

住宅ローン金利は今よりも高かったですが、残債は退職金で全額支払うことができ、60歳以降は、毎年支給額が増える年金をもらえるので何の心配もなかったのです。

あくまでも大きな企業に勤めている人だけの話で、自営業者は今も昔も変わりません。

この時の唯一のリスクは、お金をずっと運んでくれるご主人の「死亡」だけでした。だから生命保険契約は必要だったのです。

果たしてこのライフプラン、今でも通用するのでしょうか。

今は、終身雇用は崩れ、年功序列の給与体系も様相が変わりました。つまり将来の収入曲線が全く見えづらくなってきたのです。退職金制度も見直す企業が増え、退職金制度にかわって確定拠出年制度を導入する企業も増えてきています。

そんなときに、ローンというリスクを背負うことは、はたして有効と言えるでしょうか。

今住宅を購入する根拠は金利が低いことで、家賃支払いよりもローン返済額のほうが少なくなることもあるようですが、そもそもローンと家賃を同列に考えることがおかしいです。ローンは長期債務であり、金利はインフレになると上昇します。

死亡すれば団体信用保険でローン債務は消えますが、介護やリストラ等で働けなくなったときでもローン返済は残ります。

終身雇用が崩れているのに長期債務を持つというのはどうでしょう。

生命保険の考え方も変わりました。

今は死亡リスクよりも、むしろ生きていくことにさまざまなリスクがあり、死亡リスクに投資するよりも、目の前の費用にお金を投じることが優先される状況になっていると思われます。

かつてのライフプランを、そのまま今の環境下で適用することは正しいのでしょうか。

ライフプランの究極目的は「豊かな老後を送る」ことだとするなら、かつてのように、住宅ローン残債を退職金で完済して、老後を過ごすことはできるのでしょうか。そもそも完済できるだけの退職金は支給されるのでしょうか。
生命保険の死亡保障を手厚くしたままで、老後資金は準備できるのでしょうか。老後資金を準備するのに邪魔な行動は避けるべきです。

老後資金準備において、60歳以降に大きな資金を一括で得ることは厳しいと考えるべきです。それゆえ少しでも早い段階から、毎年(あるいは毎月)少しずつ老後資金を準備することが求められます。

そしてその資金を運用すること以外に、65歳時点で大きな資金を手にすることは難しいと考えるべきです。

これからのライフプランは、給料以外の資金獲得手段を確保することが重要になってきます。

それはアルバイトをするということではありませんが、今の社会風潮として副業容認の動きが見られ、国としても、副業や兼業容認への制度変更を検討しているようです。

収入確保手段の一つとして「お金に仕事をしてもらう」ことも検討することが必要に成ってくると思われます。それが「お金の運用」です。

労働環境の変化に対応の観点から、老後資金確保の観点から、更には、見えづらくなった将来の収入曲線の穴埋めによる、日々の生活での安心を得る手段としても、お金の運用という手法を身につけることはとても重要なことだと考えます。

これからのライフプランは、運用環境を中心に考えていきましょう。そのために住宅購入や生命保険料はどのような位置づけが良いのかを考えましょう。

マイホームが夢であるなら、それはそれでかまいません。ただどこかで運用という手法を一緒に考えることを忘れないようにしてください。

それが身を助けることになると思います。

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