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2018年11月

過去のコラム

「人生100年社会」で必要なのは医療費負担に備えること

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老後のことは考えない、ずっと働けばいい…

いまの社会保障制度が立ち行かなくなったら働けばいい…
いまは70歳まで働こうと思えば何らかの働くところはあるので、老後は気にしていない…

ある若者の言葉です。

若者にかぎらず、40歳代の方にも60歳退職という考えはなく、働けるうちはずっと働きたいという考えの方を見かけます。

「人生100年時代」と政府が声高に訴えています。どうやら「働き方改革」とセットになっているようで、社会保障制度を当てにしないで、健康で元気なうちは働こうという意味合いが背景にあるようです。

社会が70歳まで働こうという風潮になってきていて、定年という概念も、60歳から70歳に引き上げられる感じです。

そうなれば社会保障制度も社会の風潮に合わせることになり、年金支給開始年齢も70歳まで引き上げることが受け入れられる環境となりそうです。

老後の価値観が変わってくることになります。

つまり不労、働かずに老後を過ごすという概念がなくなり、そもそも老後は70歳以降になるので、70歳までは労働に関しては「現役」ということになります。

「早期リタイア」が憧れという価値観も変わってきそうです。

早期リタイアは望まない、働けるうちはずっと働くというのが「当たり前」の感覚になっていく、それが「人生100年時代」の価値観になっていくのでしょう。

キャッシュフロー表での「収入」部分は、給与所得が60歳で途切れないで70歳まで給与がインプットされ、貯蓄という概念が、老後資金準備というよりも目先の大きな支出のためになるのかもしれません。

社会が70歳まで雇用を受け入れることになり、むしろ70歳までの労働が「当たり前」の社会になれば、働く側も給与を得ることの心配はなくなります。

この考えが前提にあるなら、若いうちから運用して老後資金を準備しようという大号令が、心に響かないのもうなずけますね。

ただし「健康」であることが必須条件ではあります。

この「70歳までは現役」という考えには「支出の縮小」という概念が付いてきます。生活サイズが小さくなることです。贅沢をしないとも言えます。

これも価値観の変化がもたらすもので、若い人たちに聞けば、たとえば、外で飲むよりも家で飲むことを選ぶ傾向にあるようです。つまり、家でネットを見ながら過ごす習慣が根付いているようで、外食を好まず、コンビニで食べるものを買って家でネットを見ながら食べることを好む傾向にあるようです。

コンビニのお惣菜のクォリティーが高くなっていますよね。お酒も第三のビールが出て、少額で十分に楽しめるようになっています。

40歳代以下の人はデフレ社会に慣れていて、50歳代以上の人の価値観とは随分変わってきているようです。

車に興味がない、海外旅行にもさほど興味がなさそうとも言われていますよね。

小さくなった生活サイズだと、さほど収入アップに拘らなくても何とかなりそうです。

これを不幸とか夢がないと判断することはできません。価値観が変わっただけです。

それでも、健康でいられれば良いのですが、齢を重ねるごとに、体の衰えは付いて回ります。健康への出費は、自ら調整できるものではありません。

年金支給が70歳になるという社会保障制度の変化のもう一つの部分、医療費の自己負担額が増えるという側面も忘れてはいけません。おそらく公的医療制度適用範囲が縮小され、未病・予防という自由診療の負担が大きくなってくると思われます。

そこに向けては、出費の準備をしておく必要があります。キャッシュフロー表で言う「緊急予備資金」です。

老後生活費というよりも、この医療自己負担に備える貯蓄、あるいは運用という概念が強くなると思われます。

毎月の貯蓄額の捻出が困難であるなら、少しのお金を貯蓄するイメージから、運用で殖やすイメージを持つことはどうでしょう。

そういう考え方も必要ではないでしょうか。

もちろん老後は働かないという考えの方もおられるでしょう。その方のために「不労所得」という考えを整理しましょう。

年金は貯蓄のイメージが強いです。毎月所得から少しずつ貯めて老後に使うという感じです。不労所得とは言いづらい部分があります。

そう考えると、働かずに所得を得る方法は、資産運用しかないとも言えます。

いけるうちは働くと言う考え方でない、60歳以降は働かないという考えをお持ちの人は、この「不労所得」と向き合うことが大事になってきます。

つまり資産運用という概念を突き詰めることが大事だということです。

運用を必要と考えるかどうかは「価値観の違い」によるのかもしれません。ただ、医療費負担が大きくなることは間違いありません。

確定拠出年金制度の毎月拠出金から得られる将来の恩恵を「緊急予備資金」準備と考え、それをいかに殖やしておくかと考えるのはどうでしょう。

必ずお役に立つ考え方だと思いますが、いかがでしょうか…

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