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2019年1月

過去のコラム

「長期投資」に対する考え方を整理しておきましょう。

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今回はちょっと難しくなるかもしれませんが、大事なことなので、あえてご紹介します。

今の投資アドバイスは「リスク分散」を中心に語られることが多く、どれだけリスクを軽減するかに重きがおかれています。「リスク分散」しか語られていないと言っても過言ではありません。

それゆえ、大きな利益を上げることより、つまり、リターンを犠牲にしてでもリスクを押さえようとする内容が多いと思われます。

そのリスク軽減アドバイスの中心は「分散投資」となっています。これは、いかに保有資産を目減りさせないかということがテーマとなっています。

「積立投資」もリスク分散の観点から、よく勧められています。

「積立投資」は評価額よりも買い付け数量に着目するもので、リスク資産の評価額の上下を気にせず購入量の増減を意識して、資産の目減りを防ごうとするものです。

積立投資で重要なのは、購入数量と換金時の評価額です。換金時の評価額は重要になりますので、積立投資を“期限を設けずに”続ければよいというものではありません。平均買い付け価格よりも換金時評価額は上がっていないと意味がありません。

また、積立投資期間はどうしても長くなりますので、効果が実感できるまでには時間を要します。

分散投資も積立投資も、大きなリターンを求めない替わりに、資産の目減りを抑えようとする手法と言えます。

金融機関やFPが投資初心者に語るもうひとつの投資手法に「長期投資」があります。

「長期投資」は、分散投資や積立投資のような大きなリターンを犠牲にするものではありません。長期投資を「リスク分散」に主眼をおいて語られることが多いですが、本来は、大きな収益を得るために“時間を味方にする”手法なのです。

短期で運用するより、マーケットが右肩上がりに上昇する期間が長い可能性が高いと判断されたときに、長期保有のほうが投資効率は良いと判断され用いられる手法です。

つまり、マーケット環境から長期保有することで大きな利益を得るのが本来の「長期投資」の意味であり、長期保有することがリスク軽減につながるものではありません。

そこを勘違いしないでください。

繰り返しますが、長期投資は、利益幅を大きくするための手法であって、決してリスク軽減する手法ではないということです。

確定拠出年金運用で成功するには、これから運用環境が良くなると思えば、リスク資産意長くとどまり、悪くなると思えば元本確保型商品に乗り換えることを行うことだということです。

それが長期投資で成功する極意です。

リスク資産の入れ替えをこまめに行うことではありません。もっと大雑把に、「元本確保型でない商品」と「元本確保型商品」の間を行き来するイメージでよいのです。

そこで大事なポイントは、株価が大きく長く下落しているときに「元本確保型でない商品」に資金を入れること…です。

そして…

株価が大きく長く上昇しているときに定期預金に移しましょう。

このルールだけは守ってください。キーワードは「長く」です。半年以上下げ続ければ「リスク資産」に資金移動しましょう。

そして…

何年も横ばいあるいは上昇していれば「定期預金」に移しましょう。

あくまでもザックリとしたイメージですが、運用の感覚はつかめるはずです。覚えておいてください…

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