ニューノーマル(新しい常識)…

世界的な経済混乱を巻き起こしたcovid-19、この新型コロナウイルス感染拡大防止策として多くの国は、人との接触を避ける対策を選びました。

この段階で「集団免疫」の道もありましたが、北欧スウェーデン以外の国では、集団感染による免疫強化を目的とした抗体保有社会ではなく、感染者数削減を目指しました。

その方法としては、海外ではロックダウン(都市封鎖)という強制的な方法を、日本では外出自粛要請という方法により、人との接触を極力避けることを模索しました。

どちらも経済活動の停止となりました。

それは生産活動の停止となり、消費行動の自粛であり、まさに経済そのものが停止しました。当然、生活状況が厳しくなるのは否めません。

それよりも早く感染症患者数拡大を阻止することを目標としたのです。

その中で、Social Distance という言葉も登場しました。日本では「三密(密集・密接・密閉)」という言葉が広まりました。どちらも人との接触を避けるもので、手洗い・うがいの徹底は言うまでもありません。

この新しい習慣が、これからのビジネスにおいて大きなキーワードになってきます。「ニューノーマル(新しい常識)」のポイントの一つです。

「集団免疫」を確保する道を選んだ場合は、経済活動の縮小は限定的で、極端に感染者数が増えない限りほぼ普段どおりの生活で良いのですが、感染者数減少を目的とした自粛を選んだ場合、どこかで経済と折り合いをつけなければなりません。

その判断が経済優先なのか、感染者数減少や実効再生産数(「R」と呼ばれる)の数値を優先するかで、自粛解除までの期間は決まるのでしょうが、経済が持つか持たないかはとても重要な問題なので、その舵取りは非常に難しくなってきます。

いま世界中の国々は、その舵取りに悩まされているのだと思われます。

ただ、自粛解除になったとしても、感染爆発を起こすようではどうしようもありません。

この新型コロナウイルス感染症者拡大防止で学んだ行動を、より効果的に、かつ経済活動の妨げにならないように、上手に付き合っていかなければなりません。

自粛規制が解除されたあとの社会なりビジネスの世界での価値観は、自粛以前のそれとは全く違ったものになっていると思います。

Social Distance の考え方はそのまま踏襲され、むしろその成約は厳しくなると思われます。

今までの「大規模」を中心としたビジネスモデルはなくなると思われます。ひとの動きを一箇所つに集約するというのは、世間受けというより敬遠される様になるでしょうね。

広い空間に距離をとった少人数という形式が好まれるでしょう。

となると空間をより贅沢に使用し、豪華さを演出するほうが望まれるでしょうから、ビジネスの方向性が「より安価に」ではなく「より高価に」となるでしょう。

居酒屋においては、多くのお客が密集して回転数で稼ぐ激安商売は成り立たなくなります。

その場合は、デリバリーやネット販売などで、実店舗はアンテナの役割、広告の要素が強くなるでしょう。

何をするにも「予約」システムが活躍しそうで、キャッシュレスは今よりも遥かに進むと思われます。

居住空間を、より高層階に求める動きも弱まるでしょう。

問題は、リモート習慣が維持されるかどうかです。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ではないですが、今までの価値観に引き戻そうという動きも出てきます。

テレワークの縮小が考えられます。

日本の雇用形態は「メンンバーシップ」型が主流ですから、プロセス管理を求める人事評価であるなら、出社義務を求めるような気がします。

これが「ジョブ」型に舵を切れるかどうか、成果主義を強化できるかどうかにかかっています。

「オンライン診断」は、日本医師会はあくまでも「緊急事態」として一応認めたに過ぎないという態度ですから、対面診断後のリモートは認めるでしょうが、初診などは、やはり対面重視に戻すかどうかが気になります。

接触行為に気をつけていればリモートにする必要がないという判断なのでしょう。

オンライン授業は進まないでしょうね。

全てにおいて平等という教科書がある限り、教育現場にリモートを根付かせるのはかなり難しそうです。

国会は無理ですし、インターネット投票は、高齢者が大票田である以上は無理です。

それでも「ニューノーマル(新しい概念)」を考えることは、ビジネスチャンスでもあります。

「ニューノーマル」や「あたらしい価値観」という表現は、これから多くの場で登場してくるかと思います。チェックしていきましょう…

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