もはや自粛は厳しい中でコロナ共存社会考える…人との接触回避が社会環境を変える

行くも地獄、引くも地獄…

このまま感染者を増やさないために行動自粛を続けると経済が回らなくなり、ついには医療崩壊ではなく経済崩壊となってしまいます。

ただ自粛を解除すれば感染者数がまた増えてくるでしょうし、オーバーシュートを招きかねない事態も想定されます。

ウイルス感染症との戦いは、本当に終わりがないもので、決着を求めるなら

   ウイルス完全撲滅  or  ウイルス許容・ウイルスと共存

のどちらかをたどるしかないでしょう。

ただ、前者は絶対にありえない話であることは十分に理解しながらも、どこまで抑え込むかという具体的な妥協数字を出さないと埒が明きません。

後者は、インフルエンザや風邪と同様に、新型コロナウイルスは当然社会にあるものと認識して、新型コロナウイルスに感染しない移さないことを徹底することを学ぶことで、ウイルスと共存する道を模索することが大事になってきます。

新型コロナウイルスを許容し共存社会を構築していくには

   治療効果の高い特効薬の存在
   感染しないためのワクチン開発

特に、ワクチンの存在は重要です。

ただ、特効薬の方は、既存薬の承認変更で対処できそうですが、ワクチン開発は時間との戦いで、数ヶ月という期間での話ではありません。

   ウイルスで死ぬか生活困窮で死ぬか

今の状況が続けば、このような究極の選択が迫られそうです。

ウイルスと共存する社会では、感染者拡大を防ぐ

   社会的距離
   マスク着用
   消毒液装備

を継続しながら、感染者数拡大を極力抑えながら、経済の車輪を動かすことを勧めなければばならないところまで来ていると思われます。

新しい秩序のもとで、新しい価値観を求めながら、経済を動かしていくことを模索していくことが大事になっていきます。

新しい秩序は「人との接触回避」

新型コロナウイルスと共存しながら社会を成り立たせていくには、経済を動かしても、ウイルス感染を避ける対策は必要です。

「Afterコロナ」で求められる新しい秩序は「人との接触回避」です。接触を回避するものとして「距離」と「存在」という概念がありそうです。

「距離」を保つことに関しては、サービス等の提供者が人であり、サービスを受ける側との距離が問われます。「存在」はまさに人を必要としないもので、サービスを受ける側は人とは全く接しないシステムとなっています。

前者の場合は人と必要としますが、後者の場合はロボットやAIが代替します。

前者の場合でも、サービス提供側の人数は嘗てよりも少なくなるでしょうし、後者は全く人を必要としないわけで、どちらも雇用に大きな影響をもたらします。

雇う側の企業の体力の問題もありますが、一気に社会システムが変わることで、いずれにしても労働市場は大きく縮小することが予想されます。

この観点でも「行くも地獄、引くも地獄」と言えます。

距離の概念

「Afterコロナ」の社会でも、自粛期間中の「三密」は求められるでしょう。密集・密接・密閉は極端に嫌われることになりそうですので、空間設計でもゆとりが求められると思います。

業種にもよりますが、むしろ「個室」が望ましいところも出てくると思います。

そうなると売上を上げるには、多くの人を呼び込むのではなく、一人のサービス単価を上げることが求められます。

提供するサービスの質を上げて、それを価格に反映できるようにすることが大事になってきます。

高品質もあることながら、高級感のある空間と時間を提供できるかどうかが、今まで以上に問われます。

逆に、この部分が大きな差別化のポイントになってくることも考えられます。

非接触が求められる際には「オンライン作業」で完結するシステムと、「リモート」でのサービス提供が求められます。

社会システムで「オンライン」が求められます。役所窓口業務や銀行窓口業務、諸手続き申請や請求などは、損殆どがオンラインで完結することが求められ、おそらくその進捗は早まると思われます。

印鑑の存在も見直されることを期待します。キャッシュレスも大きく前進するでしょうね。

「リモート」に関しては、日本には様々な規制があり、おそらく今回のコロナ対策がなければ、オンライン授業やオンライン診断については、未だに議論もされないでいたことでしょう。

医療現場でリモートを活用する、せめて診断に関しては、患者との接触を避けることは認めてほしいものです。

教育現場でのリモート活用は、これもなかなか進みません。

テレワークが政府によち進められてきましたが、このままテレワークが継続されるかは企業の考え方次第ということで、こちらもリモート活用がどこまで進むかはこれからですね。

存在の概念

人との距離を通り越して、人に代わってロボットが対応するという世界です。AIが社会インフラを変えていきます。

「無人」

身近ではレジから人がいなくなるかもしれません。セルフレジ機導入店も増えました。

レジだけでなく人がいない、いわゆる無人店も増えそうです。海外には無人コンビニが既に稼働しています。

顔認証やキャッシュレスなど、様々なテクノロジーを駆使した店舗展開が進むと思われます。

自動運転も、社会インフラとして大きく前に進むと思われます。

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)

ホテルのカウンターがロボットなのは今でもありますし、清掃ロボット、夜間警備ロボットも既に活躍しています。

病院での病棟巡回ロボットも、海外では実用化されています。

配送ロボットも海外では実用化され、アマゾンがドローンで配送しているケースもあります。

雇用が変わる

考えれば、これらはcovid-19以前から推進しようとしていたことで、今回のコロナ感染対策で、その動きが加速したに過ぎないと思われます。

日本の場合は、コロナ感染によりイノベーションが進むとも考えられます。日本はこんなことがない限りイノベーションは無理ですからね。

ますます人を必要とする業務は減っていきます。

それを今までは「人vsロボット」「人vsAI」という構図で語られていたのですが、コロナ社会になると、それは安全のためには「仕方がない」という大義のもとで、スムーズに社会に受け入れられるようになるのでしょう。

と考えると、covid-19に関係なく、5G革命等で描かれていた未来社会像が、コロナ対策を行うことでより現実的なものになり、その実現に向けての社会的コンセンサスが得られやすくなり、実現のスピードも増すことになるのでしょう。

昨年末から、消費税率引き上げにより景気腰折れの兆候が見られていて、不況の足音が近づいていた中でに新型コロナウイルス感染拡大により、完全に仕事がなくなる状況でもあります。

そして感染拡大が一段落したあとの社会インフラ改革で、5Gによる第4次産業革命による雇用のあり方が変わるタイミングが早まったことになるようです。

雇用を考えると「行くも地獄、引くも地獄」にならないようにしなければなりませんね…

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