ワーケーション(「Work」と「Vacation」)を「Go To キャンペーン」とは関係なく捉えてみてはいかがでしょう…

ワケーション・・・「Work」と「Vacation」を組み合わせた造語で、2000年代にアメリカで生まれた言葉です。

菅官房長官が、「Go To キャンペーン」の延長線上に唐突に発したことで批判されているようですが、実は昔から使われていた言葉なのです。

菅官房長官は

リゾート地、また温泉地などで余暇を楽しみつつ仕事をするワーケーション、サテライトオフィスなどは新しい旅行や働き方のスタイルとして政府としても普及に取り組んでいきたい…

と述べています。

ワーケーションを定着させるために、観光庁はホテルや旅館のWi-Fi整備支援や宿泊施設の改装などを相談できるアドバイザーの派遣を検討するとのことです。

税金の使い方がこれで良いのかどうかはかなり疑問で、広く国民の同意を得られないまま、「Go To キャンペーン」にも多額の税金が使われている現状を考えても、もっといろんな知恵があってもよいのではないかとは思いますね。

ただワーケーションは、何も観光業を救う「Go To キャンペーン」の一貫ではないので、テレワーク(リモートワーク)などの「ニューノーマル(新しい常識)」と呼ばれる新しい社会を考える上での位置づけとして捉えていきましょう。

ワーケーション

ワーケーションとはなにか

ワーケーションが米国で生まれた背景には、欧州に比べて労働時間の長い働き手の「休みを増やす」という目的がありました。

   旅をしているのに出勤扱い…

これは、ワーケーションを端的に表現しているようにも思えます。

この制度が生まれたアメリカでも、日本と同様に有給休暇取得率が低く、休暇を取っても休暇中にオフィスに連絡を入れる人が多いということがあり、リゾートで休んでいるけれども、そこで仕事をして出勤扱いにすることで、休みと仕事をうまく融合させようというこころみなのでしょう。

ただ、見方を変えれば「旅行先でも仕事しなさい…」ということになり、それを政府が推奨しているというのはどうなのかという意見もあります。

まさに「ワーケーション」は、受け取る側によって、積極的に活用しようと思えるか、そこまで仕事を強要するかと消極的な捉えるかに分かれそうです。

JALの導入例から考える

JALの導入例を見てみますと、帰省や旅行をする機会が多い7月~8月の間に、社員は、最大5日間のワーケーション日程を設定します。

個々の社員は休暇先にいながら、通常の勤務時間内はインターネットを活用して定例会議に参加したり、メールを送りあったり、自分の業務をこなしたりして働くことになります。

でもその場所は会社ではなく、旅行中の旅先であったり帰省先であったりします。

このワーケーションによって、今まで会議等がある関係でちょっと長めの家族旅行ができなかったり、そのために旅行日程を切り上げたりの変更をしていたのが、仕事を理由に旅行日程を変更することなく、旅行を続けられるというメリットがあります。

まさに、ワーケーションの「Vacation」の部分を重視した考えで、ワーケーション導入で旅行の機会を増やし、家族と過ごす時間が増えることが期待されます。

ワーケーションをネガティブに捉えると…

これをネガティブに捉えるのであれば、実際にはPCでオフィスとつながれてしまうことで「休暇中でも働け!」と言われているようで、ちっとも心も体も休めないという意見もあるでしょう。

休みが増えるどころか、減ってしまうという問題が指摘されてもいます。

   休日に仕事のメールが来るだけでもストレスなのに、
   せっかくのバカンスで上司とZoomでやりとりしたり、
   「明日までに仕上げておけ」なんてことを言われたら……

と思いだしたら、会社に行った方がましということになりかねませんね。

リモートワーク(テレワーク)にも通じることですが

   電子機器によってオフィスに鎖で繋がれた状態

と捉えるのであれば、ワーケーションの場合だと、有給休暇が完全にリラックスできるものではなくなる可能性もある友言えます。

まさに「考え方次第」と言えます。

テレワーク(リモートワーク)でも、会社に行かないことをストレスと感じる人もいるようですひ、マネジメント側からにしても、部下とのコミュニケーションを取る難しさが指摘されています。

Postコロナ社会を有意義に楽しもう

間違いなく、Beforeコロナ社会、新型コロナウイルス観戦前の社会にもどることはもうできません。

これからは社会には、「cvid-19」という新しいウイルスは存在するものとして生活をしなければなりません。

ニューノーマル(新しい常識)を模索していくのがPostコロナ社会です。

あらゆる場面でリモートは、常態化していくと思われます。

それは会社のあり方を変え、働き方と大きく変えていくものです。

だったらその変化を楽しもう、自分に有利に捉えようとしたほうが良いのではないでしょうか。

その中の一つして「ワーケーション」を考えてみるのも、生活の範囲が広がり、行動のバリエーションが増えると思います。

考え方で、物事はいろんな側面を見せてくれます。明るくするのも暗くするのも、人の心の有り様一つで変わるものです。

ワーケーションも、今後の働き方の一つとして捉えてみては、いかがでしょうか…

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