休校 大学受験 …模試中止の中で大学入学共通テスト準備やAO含めスケジュールはどうするのか

今年度から大学入試のあり方が変わります。

      AO入試 → 総合型選抜
      推薦入試 → 学校推薦型選抜
      一般入試 → 一般選抜

AO入試や推薦入試では、一部の私立大などでは学力をまったく測ることなく合格させていたことを取りやめるため、文部科学省は各大学に、総合型選抜や学校推薦型選抜でも、小論文やプレゼンテーション、教科や科目のテストなどを課して、学力を測ることを求めています。

いまのcovid-19対策以前のスケジュールでは、AO入試出願受付が8月だったのの対し、総合型選抜に変更することで、受付を9月としていました。合格発表は、AO入試では定めがなかったものを11月と定めています。

学校推薦型選抜は、従来どおり11月に受付開始となっていますが、合格発表時期を12月以降に定めています。

合格発表を11月や12月に定めたのは、一部私立大学による学生囲い込みのために合格発表を早める動きに対しての抑制で、合格発表後の高校生活の乱れが指摘されていたことへの対応と言えます。

このスケジュールがあっての、今の休校措置があります。

総合型選抜(旧AO入試)では、スポーツや文化活動で自己アピールを考えていた生徒にとては、各種大会中止となったことで、成果を出す機会を失ったことになります。スポーツだけでなく、英検やGTEC、TOICなどの英語検定試験も受けることができません。

   入試スケジュールを後ろへ遅らせる

文部科学省では今後、各大学に要請する通知を出す予定とのことです。

萩生田光一文科相は記者会見で、総合型選抜や学校推薦型選抜受付開始時期をを遅らせたことによってできた時間のうちに新型コロナが収束すれば、スポーツ大会等、可能な限り開催してもらいたいと話しています。

一般選抜(旧一般入試)はどうなるのでしょう。

今の予定では、来年1月16日、17日に大学入学共通テスト実施、2月には各大学による一般選抜個別試験が実施されます。

果たして来年1月、50万人以上が一斉に受験する大学入学共通テストを実施することは可能なのだろうか。

大学入試に関しては、高校の授業がいつ再開されるかということにかかってきますが、ただでさえ今年度は、大学入試に関しては新しい制度が導入される最初の年で、手探り状態で対策を考えていたところでした。

   今年の高3生の受験は、もはや「過去問」のない世界に突入している…

模試も英検も、実力を試す機会がなくなっています。模擬試験の結果をもとに志望校を絞り、その試験科目に応じて受験勉強を進め、過去の入試で出た問題を解いて本番に備えるというのが、今までの受験対策の王道でしたからね。

様々なスケジュール調整は年内で行われるだけとすると、来年の日程は変更無しとなります。

  総合型選抜や学校推薦型選抜実施時期を後ろにずらすと
  一般選抜までの期間が短くなる
  場合によっては入試評価が2年生までの成績や実績になる可能性はないか
  休校要請への対応の差やオンライン授業の有無による不平等は起きないか

なども懸念されています。

そんな中で、「9月新学年スタート」の議論があります。

大学入試を、来年9月入学に合わせて変更することも考えられそうです。

また、新型コロナウイルス感染拡大対策等により、経済的な問題で、大学入試そのものを諦めなければならない家庭も出てくるかもしれません。

いまの高校3年生は史上最悪の被害者として歴史に残るかもしれないですね。

この年代が初めて受ける来年1月の「大学入学共通テスト」では、英語の民間試験と国語・数学の記述式問題が導入されるはずだったが、昨年、相当すったもんだした挙げ句に見送られました。

そこへきての新型コロナウイルスの感染拡大ですからね。

「9月新学年スタート」の議論も、まずはいまの中学3年生、高校3年生の受験というものを優先に考えてあげて、そのために「9月新学期スタート」議論が必要であれば十分に議論していただき、とにかく人生を左右するであろう、そして子どもたちが人生最初の試練となるであろう「受験」が平等にできるように、配慮してあげてほしいと願います。

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