年功序列 終身雇用 から実力主義、AIとの業務棲み分けから見える日本社会未来像…

最近の経団連のコメントや労使交渉のゆくえから考えられる、これからのサラリーパーソン未来像を考えてみます。

   年功序列に終身雇用は約束されるものではなくなりました…
   給与の定期昇給が約束されるものではなくなりました…
   実力主義が給与査定に取り入れられるようになりました…
   AIとの業務棲み分けが難しくなります…
   業務によっては人を必要としなくなります…
   年金制度不安が高まっています…
   医療制度も大変で、医療にお金がかかるようになります…

上記の項目を、もう少し丁寧に見ていきますと…

年功序列や定期昇給が約束されないことで、サラリーパーソンとしての将来の収入曲線が描きづらくなってきました。

そして実力査定が加わり、努力次第で収入が増える場合もあれば、業務への姿勢を間違えると下がる場合もあります。

労働環境に資本主義の概念が入ったことにより、一律という考え方は無くなり、実力による給与の差別化が見られることになります。

当然、勝ち組に残るためのスキルアップなり取り組む方法もありますので、このことが、一概にマイナスであるとは言えないと思います。

ただ、サラリーパーソンは安定収入という概念は、難しくなってきました。

いまよりも給与収入を増やすには、それ相応の実力を身につける必要があります。

この給与体系に変わるのとほぼ同時に、終身雇用は維持できないと企業側が宣言しました。

さらに、テクノロジーの進歩で、AI(人工知能)が、今ある業務のある程度の部分を代替することが出来るようになりました。

業務によっては、人を必要としなくなってきたとも言えます。

そのことをネガティブに捉えて、仕事がAI(人工知能)に奪われるという発想に陥っているようです。

テクノロジーの進歩により、人に対して求められるスキルや能力が変わってきたということです。業務におけるスキルが、AI(人工知能)で代替できるのか代替できないのかで、人の価値が決められると思われます。

処理能力の速さと正確さは、圧倒的にAI(人工知能)の方が勝っています。「作業」と呼ばれるものは、人の力を必要とすることはなくなってくるでしょう。

いままでのようなイメージで、会社員人生を過ごすようであれば、今後は選ばれない人材となってしまうでしょう。

変わらなければならないのは人のほうですね。

自分の能力が、求められるものに合致しているのかどうかを見極めること必要で、もしギャップを感じたら、そのギャップをどう埋めるかを考えることが大事になってきます。

ギャップの状況次第では、その時点で戦力として選ばれなくなるのかもしれませんね。

「同一労働同一賃金」が定着してくることから、今後は「ジョブ型雇用」体制が進んでくると思われます。

ひとりひとりの個人としての、会社における存在意義を問われるようになります。

サラリーパーソンでいられるかどうかのハードルがあり、サラリーパーソンでいられ続けたとしても、かつてのサラリーパーソンの持つ安定収入というイメージは、求められなくなることは間違いないでしょう。

このような社会環境変化の中で、どうやって生き抜いていけばよいのでしょう…

「集団」から「個」へ

「同一労働同一賃金」導入で、「メンバーシップ型雇用」から「ジョブ型雇用」に流れが変わってくる中で、組織の一員としての協調性重視から、個人の能力が問われるようになってくると予想されます。

個人として、その業務における能力を磨くスキルアップも当然ですが、単なるスキルアップだけでは不十分と思われます。

「作業」はAI(人工知能)に軍配が上がります。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)で、ロボットが活躍する場面も増えてくるでしょう。

人に求められるのは、業務横断の総合管理力であり、プロジェクト立ち上げ能力であり、管理運営能力が求められると思われます。

マネジメント力ですかね。

いままでのような、一つの物事の専門性だけを磨くという発想は、変わって来るように思われます。

企業にとっては「匠」よりも、総合プロデューサーを求め、しかも費用対効果まで計算できる人が求められます。

最適化による収益化…ですかね。

情報収集に傾注

常に情報に敏感であることが大事です。

専門スキルを磨くのは当然で、スキルプラスアルファーの能力が求められますので、業務周辺知識だけでなく、広く世のなかの情勢を知ることは大事になってきます。

これからは、情報に敏感であるかが大きな差につながります。

情報リテラシーを高めるとでも言うのでしょうか。

スマホ普及で、おそらくネット環境は平等になっていると思いますので、差をつけるには、タイムリーな情報を、いかに早くリリースするかで、さらに、その情報を知恵に変える、つまり、自身の業務やマネジメントに生かせるようにアレンジする能力が問われます。

情報は取るだけでなく、自分のために生かすことで、初めて情報が武器になるのです。

年金不安に備えるのは給与以外で

年功序列・終身雇用が崩れ、実力主義の給与査定となり、AI台頭で働く環境に順応しなければならず、将来の収入曲線が描きづらくなってきた中で、支出だけは、将来にわたり増えていくことが想定されます。

家計収支において、「IN」が確定数値をインプットしづらい状況で、支出の「OUT」は、将来にわたるまで右肩上がりで増えていく数字をインプットすることができるのです。

「IN」は見えないが「OUT」は増加確定、社会保険料負担増加と消費税負担増加は、今の時点でもう決定と言っていいでしょう。

その状況で、自分の将来の年金資産を確保しながら、医療費負担増にも対応しなければなりません。

毎月の収支では、給与は生活費というのは否めません。

その給与が安定して年々増えていくことで、キャッシュフロー表はきれいに描かれるのですが、給与が、極端に減るということはないにしても、右上がりの放物線にならないという状況では、老後資金準備としての余剰資金が作れないのが現状です。

これからのサラリーパーソンの将来設計のキーワードは「副業」です。

老後資金準備や、医療費負担に備えるには副業収入が重要になってきて、その収入をいかに運用するかがポイントになってくると思われます。

事業収入だけでなく、トレードなどの運用益を求めることも考えられます。

いずれにしても、副業は「知恵」を使って収益を得る方法を考えるべきですね。

副業を、生活費の補填ではなく、老後資金準備として活用するという発想は大事です。

このように、根本からサラリーパーソンのライフプラの考え方を変えることが必要です。

自身専門スキルのバージョンアップ
情報リテラシーを高める
知恵を使った副業収入の確保で余裕を持つ…

これらが求められるスキルになってくると思われますね…

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