副業の考え方…ダブルワークやギグワークの「時間売り」からの脱却、真のパラレルワークを

「本業✗副業」ということが推奨されるようになってきています。

国は企業側に、従業員が副業をしやすい環境を整えることを推奨し、制度面からも、従業員が副業しやすいようにサポートしています。

   働き方の多様性とか
   ライフ・ワーク・バランス…

なんとなく耳障りが良い表現で、実はその意味が曖昧な表現で「働く」ということを語るのではなく、「お金を稼ぐ」「生活を支える」という側面から「働き方」を考えていきます。

言葉のイメージや格好良さに引きずられないことです。

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まず、労働形態として、会社に属する「会社員」と「非会社員」という区別があります。

これは、「収入」という観点から見れば、前者は、「給与」という、昇給減額はあるもののある程度安定した金額を毎月支給される仕組みを作ることであり、後者は、毎月の安定収入はないものの業務により高額を得ることができる可能性を求める事ができる仕組みを作ることと言えます。

また、「労働環境」という観点から見れば、前者は、毎月の安定収入が約束されている代わりに、会社のルールに従うことを義務付けられる、つまり、出勤義務や行動報告義務などの行動や業務成果が給与支給者である会社から管理されますが、後者は、それら誰からも管理されることはありません。

どちらを重視するかは人それぞれで、義務はあっても安定収入を取るか、不安定な収入であっても管理されない働き方を選ぶかですね。

もう一つ、社会保障面でも両者には差があり、毎月支払保険料は前者のほうが後者よりも多い代わりに、年金支給額も前者のほうが後者よりも多くなっています。医療制度における恩恵は同じです。

「会社員」は、その雇用形式から「正規雇用」となり、後者は「フリーランス」と呼ばれます。後者の中でも従業員を雇うなどして業務を行っている人を「個人事業主」とか「自営業者」と呼びますね。経営観念があるのが「個人事業主」であり、収入を給与とする概念が残りながら、行動を管理されないことで収入額を求めないのが「フリーランス」ですかね。

非正規雇用と呼ばれる雇用形態があります。

収入は毎月安定という正規雇用者と同じ形態をのぞみながら、勤務地等の処遇を会社に縛られたくないという人たちと会社との妥協点により生まれたカテゴリーが本来の姿で、これを働き方の「多様性」としているようですが、現実は、正規雇用になれない人のポジションとなっているところに、政府の見解と現実のギャップが見られます。

政府が言う「雇用の多様性」による積極的な非正規雇用形態なら良いのですが、社会問題となっているのは、労働者側が、毎月の安定収入の支給携帯を望むことによることで経営者との妥協による立場の弱い消極的な非正規雇用の携帯です。

労働形態に関する観点から、収入確保手段に話題を移します。

「時間売り」と「成果売り」の違いです。

「時間売り」はその名の通り「時間給」の考え方で、誰もが平等にある24時間という時間を提供してお金に変える考え方です。誰もに平等にある24時間の時間価値を、その人の能力で時給は決まりますが、成果物の評価ではなく、あくまでも労働時間、自分の24時間のうち何時間を売ったかという話です。

労働を「時間売り」という発想が、は「副業」における「ダブルワーク」や「ギグワーク」につながります。

   時間売りの呪縛…

この発想では、永遠に同じところをぐるぐる回ることしかできません。一斉を風靡した「金持父さん貧乏父さん」で紹介された「キャッシュフローゲーム」におけるラットレースから離脱できないパターンですね。

ダブルワークとは、時間給の仕事を2つ以上持つことで、本給だけでは生活が成り立たないために、添えrを補充するために、別の仕事を持つことです。

あくまでも収入面必要性からの副業です。

ギグワークについてですが、ギグとは「GIG」、つまり、一回一回の契約に基づき行う仕事のことです。空いた時間を有効に活用する感じで、

   労使契約を結ばずに、ネットで空き時間に単発仕事を請け負う人

というイメージです。いま流行りの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」に見られる労働形態ですね。

もちろん、収入面からギグワークを捉えることはできますが、どうも会社に縛られたくない労働環境を求めてギグワークを選ぶ人が多いのかもしれません。

   労働の多様性…

この言葉が持っている正負のイメージをしかりと理解したほうが良いように思えます。

   成果に評価を求めるのか、提供する時間に勝ちを求めるのか…

提供する時間単価、いわゆる時給を上げるには、その人の資格や社会的評価が求められますし、成果物評価を求めるなら、資格ではなく仕事のクオリティーが大事になってきます。

どこで勝負するかですね。

労働環境だけでフリーランスを選ぶとか、言葉のイメージで優雅な生活を求めるのは、そもそもの考えかたが間違っていますね。

   「副業」をどう捉えるか…

ダブルワークなのかパラレルワークなのかが大事です。自身のスキルアップという要素が後者にはありますね。

すべては生活の余裕度によりますが、資金面で生活上の悩みを持たないことが真の「余裕

」であり「ゆとり」ですからね。

生活のためとなった時点で、もう議論の余地はありません。

だから「多様性」という言葉を用いてほしくないですし、それらのカタカナ言葉に迷わされないでほしですね。

フリーランスは、昔の言葉で言えば「プー太郎」ですからね。それを望まないシチュエーションもあることは重々承知しています。

   自分に何ができるのか…

それが自分の今までの生き方であり、学習でありで、そのことに文句や諦めの言葉を並べるのではなく

   今から何ができるか…

を考えることが大事だと思います。、そこで言い訳が、あるいはできない事例が先に出て来るのであれば、それはそれで仕方がありません。

このブログは、自分に何ができるかを考えられる人に向けたメッセージです…

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