株式市場暴落で年金積立金が減る?積立金の半分は国内外株式で運用しています…

世界同時株安…なんて言葉で言い表せるほど、現在の世界マーケットは生易しい状況ではないですね。

NYダウが3000ドルも下げる場面って、そうそうは見られるものではありませんよ。

でも多くの日本人は、このようなことはニュースの片隅に追いやられて、目にはしたけど覚えていないという軽いニュースになっているのでしょうね。

渋谷や秋葉原や巣鴨で街頭インタビューして、はたしてどれだけの人が、株価暴落に関して関心を持ってこたえてくれるのでしょう。

でも、この株価暴落で、私たちの年金保険料が消えているといえば、多くの人が「なに~」と振り向いてくれるのではないでしょうか…

年金積立金管理運用独立行政法人というところがあります。一般には「GPIF」と呼ばれるのですが、そこで、私たちが納めている年金保険料の積立金を管理運用しています。

積立金とは、毎年納めている保険料から、その年の年金給付に使われなかったものを貯めておいたものになります。

その額は、2019年末で168兆9897億円になっていると、2月に公表されています。

運用ですから、この積立金を、市場で日本株式や海外株式などで運用しています。基本的に、資産配分は

    国内債券  35%
    国内株式  25%
    外国債券  15%
    外国株式  25%

となっています。つまり、わたしたちの積立金の半分は、日本国内外の株式市場で運用されています。つまり、積立金は運用成績によって増えたり減ったりするわけです。

昨年は好調で、株式市場からの収益は大きいものでしたが、今年に入って、新型コロナウイルス感染拡大で、マーケットが、最近では例を見ない下落を見せています。

つまり、私たちの年金積立金は、まだ発表になっていないのですが、今年に入って、大きく減っているのではないかということが容易に想像できるのです。

今年大発会の1月6日の日経平均株価終値が23207.86円、3月17日終値が17011.53円、この間で6196.33円、26.7%下落しています。

NYダウを見ますと、1月2日終値が28638.97ドル、3月16日は20186.48ドル、この間で8452.49ドル、29.5%下落しています。

単純計算ですが、年金積立金の半分は28%目減りしていることになります。凄くザックリとした目算です。

円高に触れていることを考えれば、外国債券や外国株式の評価額はもっと下落していることになります。

ここまで書けば、今の株価下落は、とてもとても他人事とは思えなくなってきませんか。むしろ、私たちにも凄く関係のあることだと理解することができますよね。

もちろん、株価が上昇してくれば、積立金評価額も上がるので、直近すぐに全額を引き出すことはないので、一喜一憂するものではないのかもしれませんが、私たちの老後資金が、マーケットによって評価額が変わる、このような世界的な暴落の影響を受けることになっていることが、心配にはなりますね。

日本銀行が、直接株を買うことで、日経平均株価を必死で下支えしています。

間接的には、市中銀行を通じて、私たちが日本株を買い支えているようなものです。

株式投資をしているいないにかかわらず、実は、株価が下がることは、私たちにも大きな影響があるということの一端を、ご紹介しました…

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