iDecoとNISAだけでは老後資金2000万円は作れない…

老後には公的年金以外に2000万円が必要…

この報告書を作成した委員の本音は、2000万円じゃなく3000万円だったらしいですけどね。

今手元にいくらありますか…
毎月いくらずつなら貯金ができますか…
毎月運用にいくら回せますか…

今できること、できないことを積み上げていって、65歳までという限られた時間内に2000万円(本当は3000万円らしい)を用意することはできますか…

用意できるなら老後はひとまず“安心”です。お金で将来を悩む必要はありません。お金の不安は解消です。

用意できないのならどうしましょう。もう不安だらけですね。

「どうにかなるさ」と気にしない…?

老後のことは考えない
2000万円のことは忘れよう
今を楽しく生きよう…

このマインド設定をすると、たしかに気持ちは楽になります。

今の制度が続くのであれば、お金がなくなれば、生活保護を受ければなんとか生きていけます。

tadあし、自宅を持つと生活保護は受けられませんから、高度成長期の「夢」と言われたものを全部捨てれば、人生軽くなります。

マイホームはいらない
マイカーはいらない…

実際、シェアリングエコノミー普及で、生活コストは格段に下がりました。第三のビールが登場し、100円ショップの品揃えは充実していて、コンビニ弁当もおいしいですし、贅沢さえしなければ、ある程度の収入でも食べていけます。

ウーバーイーツのバイト代だけで生活ができるようになりましたし、そのバイトを探すのも、スマホで簡単に見つけることができます。

働けるうちは働いて、働けなくなったら生活保護を受給する…

この国はなんと住みやすい国なのでしょう。プライドを捨て、世間の常識にとらわれなければよいわけで、それだけでお金の不安は解消します。

年金制度改革

生活保護受給は条件次第で変わる…

働けるうちは働いて、働けなくなったら生活保護を受給する…

とは言うものの、生活保護受給要件はかなり厳しく、本人の労働意欲なども問われますので、このように「楽して…」という前提で受給できるかどうかはわかりません。

何より今の制度がずっと維持されことが大前提となった話です。

これから本格的に議論されるであろう「ベーシックインカム」になれば、生活保護制度や年金制度がなくなることが予想されます。なくならないとしても、現制度は大きく見直されることでしょう。

巷で言われているベーシックインカム制度による支給額は、毎月7万円前後という数字が、どうやら一人歩きしているようですが、あながち非現実的な数字ではなさそうです。

今生活保護を受けている人の収入は減ることになりますね。

もし収入が70,000円だけだとすると、家賃30,000円で済んだとしても、光熱費や食費、通信費等で使えるのは40,000円になります。

この生活スタイルをどう考えますか…

やはりお金がないと不安になるものです…

人は守るものが出来ると保守的になります。家族、特に子供を守ることに対しては責任を感じるものです。

守るものがなくても、世間体とかプライドとかがあるのでしょう。「やりたいこと」があれば、それにお金を注ぎ込める生活をしたいですよね。

やはり「欲」ですかね。人は「欲」のためにお金を欲するのでしょうかね。でも「欲」が生きている証だとすると、それは物欲や性欲だけではなく、社会貢献欲でも承認欲求も「欲」ですね。

お金は行動の裏付けであり、やはり不安をかき消す存在でもあります。「不安」ということばを紐解けば、概ね人間関係とお金にたどり着くのではないでしょうかね。

絶対額が大事

65歳時点で、年金以外に2000万円のお金が必要とするなら、その「2000万円」という数字が大事です。65歳時点で2000万円を準備できなければダメなのです。

資産運用計画を立てるなら、金融商品の運用利率とか運用利回りではなく、65歳という時点で2000万円を手にする可能性が高い計画かどうかが大事になってきます。

表題のiDecoとNISAには、制度利用の上限額が儲けられています。「無税」という特権がある以上、上限なしに制度を利用することはできないのですね。

一般NISAで年間120万円、積立NISAで年間40万円が上限です。iDecoの場合の上限額(月額)は、

  • 自営業者は6.8万円
  • 会社勤めの方は、1」.2万円か2.0万円か2.3万円(会社の年金制度による)
  • 公務員の方は1.2万円
  • 専業主婦の方は2.3万円

になります。

たとえば、この上限金額でiDecoで毎月積み立て運用したとして、65歳時点で2000万円を手にしているイメージは湧きますか。絶対額として2000万円を手にしているところが想像できますか…

もちろん運用なので先のことは未確定で、場合によっては運用成績が驚異的に良好な場合も考えられないことはありません。

言いたいことは
iDecoやNISAに資金を拠出しただけでは老後は安泰ということではない
ということです。

また、iDecoで投資信託を買うことで、老後資金2000万円を確実に手にする可能性が高まったということではないということです。

iDecoとNISA以外の運用方法も模索しなければ、老後資金を準備することはできるものではないということです。

今40歳の人が、65歳に2,000万円を積立で準備するには
    2,000万円 ÷ 25年 ÷ 12ヶ月 = 66.666.667・・・円
を、毎月貯蓄する必要があります。

老後資金準備として捻出できる金額が月10,000円だとすると、40歳の方が65歳で2,000万円を手にするためには、年間12.5%の運用利回りが必要です。iDecoの投資信託で、この運用率は期待できるでしょうか。

なにより運用環境は変わるので、「買い」手法の投資信託だと、マーケットは右肩上がりになっていないと利益は出ませんので、今回のコロナショックのような事態だと、投資信託投資では利益青上げるのは非常に難しいでしょう。

先程の例では25年という期間は決まっていますので、1年でも運用利回りが12.5%を下回ると、とても65最時点で2,000万円を手にすることはできず、年利回り12.5%を遥かに上回る年がないとダメだということになります。

高利回りを求める運用は危険なのか

65歳時点で2,000万円を必ず準備しなければならないとするなら方法は2つ

  • 毎月積立金を増やす
  • 運用利回りを高くする

しかありません。
前者が無理なら、後者にチャレンジするしかありません。

果たして高利回りを求めることは危険なのでしょうか。

少ない拠出金でお大きな成果を上げるには、運用の世界では

  • 高運用利回りを求める
  • レバレッジ効果を求める

の2とおりが考えられます。

ただどちらの考え方も、運用に馴染みがないと理解できないでしょうから、まずは運用が必要だということを心から理解して、その上で、運用の“いろは”、最低でも運用の“読み書き算盤”は勉強しましょう。

そこから高利回りの考え方やレバレッジ効果を理解していきましょう…

*レバレッジ効果とは…
レバレッジ(=てこ)の作用になぞらえ、少額の投資資金で、大きなリターンが期待できることをさす。
例えば、信用取引や先物取引などにおいて、当初に投資する金額に対して、数倍の取引を行うことが可能である。そして、対象とする商品の価格変動に対して、大きな損益が発生することを表す。(野村證券用語解集より)

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