銀行に預けるとお金が減る?口座維持手数料導入…放置したままの口座にも手数料がかかる

「口座維持手数料」とは、金融機関の普通預金などのすべての口座を対象とし、銀行が預金者から徴収する手数料...

預金者が口座を開設・保有すると金融機関は、その口座を維持・管理するためにコストがかかります。これまで、口座を開設しても無料という意識が定着していましたが、これからは口座を維持するだけで手数料がかかる時代になるようです。

手数料は、ある意味「手間賃」で、自分がやらないで人に何かをしてもらうことに関しては全て費用がかかるという考えで、それはそれで至極当たり前で、妙な「助け合い」という精神が、どこかお金を請求するということをためらわせているような気もします。

銀行側からすれば、貸付による利益が大きく減少していることから、投資信託や生命保険販売による手数料を稼ぐことに力を入れだしてきています。

ネットバンクの普及や、銀行以外のシステムのでの送金もあり、入出金手数料や送金手数料は、今後は大きな収益の柱となりづらくなる環境になるかと思います。

そういった中で、海外ではポピュラーな「口座維持手数料」を導入する銀行が出てきました。

今までもある口座維持手数料は「未利用口座管理手数料」

りそな銀行では、2004年4月1日以降の新規開設口座を対象に、一定期間利用のない不稼働口座について「未利用口座管理手数料」として年間1200円(消費税別)の手数料を徴収しています。もし口座残高が手数料未満の場合は、口座残高を手数料の一部として徴収し、口座は解約になります。https://www.resonabank.co.jp/kojin/hiraku/hutsu/miriyou.html

三菱UFJ銀行では、2021年7月1日以降に開設され、2年以上未利用の普通預金口座については、不正口座の作成・利用の防止や口座の維持・管理に係る費用の一部に充当するための手数料「未利用口座管理手数料」(年間1,200円(税抜))を新設いたします。(ホームページから抜粋)
https://www.bk.mufg.jp/kouza/futsu/miriyo/index.html

三菱UFJ銀行の場合は、2021年6月30日時点で既に開設済みの場合には、未利用口座管理手数料はかからないようです。

信用金庫では、この「未使用口座管理手数料」を徴収しているところが多いようです。

銀行の収益源が変わってきている…

銀行の業務には、「固有業務」「付随業務」「周辺業務」という三つの業務があります。

「固有業務」とは、低コストで預金を集めてそれを企業や個人に貸し出しを行い、預金と貸出の利ザヤを稼ぐという、従来の銀行業務による金利収入が主な収益構造でした。

「付随業務」は、いわゆる手数料ビジネスなど“非金利収入”で、銀行においては、この比率が徐々に増加しています。欧米の有力銀行などは元々非金利収入のウエイトが高く、日本の銀行の収益構造が徐々に欧米に近づいてきているというものです。

「口座維持手数料」はこの“非金利収入”にあたり、他には、ATMキャッシング手数料・トレーディング収益・クレジットカード手数料・決済代行サービス・デリバティブ商品の販売、私募債などのアレンジ、M&A仲介手数料、投信販売手数料・保険販売手数料、証券仲介業などがあります。

特に従来の収益構造を改善するため力を入れているのが、投資信託や保険販売から得ることが出来る“フィービジネス(手数料ビジネス)”です。

クレジットカードにおいても、一月の利用料を翌月一括返済する仕組みでは手数料が発生しないことに、海外では不思議に思われていましたが、欧米では当たり前の「リボ払い」が広く利用されるようになり、クレジットカードにも手数料収入が増えたようです。

投資信託の窓販は1998年から銀行での取り扱いが可能になり、保険販売は2007年に全面解禁されました。

「固有業務」である“貸付”は、審査の精度によりますが、それでも不可抗力により不良債権化するリスクもあります。

一方「付随業務」での“フィービジネス(手数料ビジネス)”では、取引が成立すれば鶴寿に収益に繋がります。取引ごとの単価は低い薄利多売のビジネスではありますが、なにより不良債権化しない、着実に収益が積み上げられることは、“貸付”の対局として、銀行としては持っておきたい収益モデルかと思われます。

銀行が、既存顧客との信頼関係の上で、投資信託や保険販売に積極的になっています。

「周辺業務」として、メガバンクや一部の地方銀行は、証券ビジネスに進出してきています。

1990年代の規制緩和によって銀行は証券子会社を持てるようになり、銀行が実質的に証券ビジネスができるようになりました。M&A・証券化・引受業務などの証券ビジネスは、そのサービスの対価として多額のフィー(手数料)を得ることができます。

今後も、国内の銀行は、貸し倒れリスクの高いビジネスから着実に収益を積み上げることが出来る非金利収入やフィービジネスに力を入れて行くことが予想されます。

預金だけでは資産が目減りする

手数料は、資産を殖やすことにおいては大敵となる「コスト」です。

リスクを取らなければ資金は減らないというのが預金なのですが、その考えは、これからは通用しなくなってくるかも知れません。

海外の銀行のように、ある一定の残高があれば口座維持手数料がかからない条件というのが設定されているようです。口座維持手数料がかかるのは、預金残高次第ということですね。

紙の預金通帳発行にも手数料がかかるところもあります。

預金金利よりも手数料のほうが多い、それぐらい、銀行の預金金利は低いものになっています。

自分のお金をATM機で入出勤時の手数料も、馬鹿にはなりません。

もはや銀行に預金としてお金を入れておくことのほうが「リスクが大きいい」のかも知れませんね。

銀行の機能である“決済”に特化して利用するようにして、様々な引き落としもカード利用でポイントを付加してもらうことや、ネットバンクで送金を行うなど、とにかく手数料を意識して、お金にまつわる行動を考えるようにしましょう。

おkan絵に関わる行動一つ一つの手数料を意識しておくことは大事です。

資産を殖やすことは、銀行ではなく、マーケット投資を考えるなど、銀行とは切り離して考えるのがよいでしょうね…

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