ストック(資産、財産)を構築することが大事 コロナ自粛のこんなときこそ大事さがわかる…

いまを生きるのに精一杯です…

おそらくこの言葉は、嫌というほど口にした人も多いでしょうし、何回も耳にしたセリフでもあるでしょう。自営業の方には、ほんとうに切実なセリフです。

生きるためには「お金」は必要です。夢だけでは飯は食えません。

「お金」は生活する上での必要なアイテムであり道具であり情報であって、そのお金に固執することが、おそらく世の中で言う「お金に縛られる」ということになるのでしょう。

そのお金を語る上では「フロー」という概念と「ストック」という概念があります。

FX 億トレーダー

毎月の収支に関して、支出を賄える、あるいはそれ以上の収入を得るのが「フロー」です。

一方「ストック」は保有資産のことで、富を表すものです。
フローが「稼ぎ」なら、ストックは「財産」ですね。

「お金に固執する」ことは必要以上に稼ぎを求めることで、そのために無理をすることがいろんな弊害を招くのでしょう。

ただ財産を作ることは悪いことではありません。むしろいざというときのために自分の財産を構築することは必要です。

都会生活だと、ある程度の収入がないと暮らせませんが、地方暮らしだとある程度の収入でも十分に暮らせます。生活水準によっては、仕事に対してある程度貪欲にならざるを得ないところもありますが、そんなにあくせくして働かなくても良いこともあります。

これらはすべて稼ぎ、つまり「フロー」についての話です。

いまは新型コロナウイルス対策で経済が止まっている状態で、そのことにより収入が途絶えてフローが回らない状況になっている人が多いと思われます。

このようなときは、ストック、つまり資産がいくらあるかが重要になってきます。生活費を捻出できるストックがどれくらいあるかが大事になってきます。

ただし、不動産のような換金できない資産は困りますね。

株だと売却すれば良いでしょうが、今のような株式市場が暴落しているときは評価額も下がっているでしょうが、それでも生活できるくらいのお金が引き出せるのであれば問題はありませんね。

今のような収入が途絶えたときや、病気への備えとして、ある程度の資産があるかないかで心の余裕が代わってきます。資産があれば不安も和らぎます。

資産が、安心とゆとりをつくるわけで、資産が不安を和らげてくれるのです。

「フロー」と「ストック」の関係ですが、「フロー」を改善しないと「ストック」は準備できないですし、「ストック」があることで、緊急時には「フロー」を回すことができます。

「フロー」と「ストック」は、お互いにとって重要な関係にあり、どちらか片方だけでは、人生設計が描きづらいと言えます。

今回の、コロナ対策で経済が止まることで、フローが回らなくなったときに、ストックの必要性を実感するでしょう。

「フロー」の改善対策と「ストック」構築の手段は、同じようで微妙に違います。

節約して家計を見直すのは「フロー」改善の一つの手段ですね。

「増やす(貯蓄)」「殖やす(運用)」ことに関して、「フロー」改善には、毎月現金が手に入るような仕組みが望ましく、「ストック」構築に関しては、時間がある程度かかっても資産価値が大きくなることが望ましいとも言えます。

ただいずれもマーケットの状況次第で、貯蓄なり運用なり、その時の金融事情やマーケット環境で具体的な貯蓄や運用の方法は変わってきます。

方法は固定された画一的なものではありません。この部分はよく理解しておいて下さい。

運用方法は私達が決めるのではなく、マーケットが教えてくれるのです。

そこをまずは理解しましょう…

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