トレードで収入補填!毎月安定のためのトレード技術研鑽
マーケットを自分のATM機にしよう…
なんと大胆な発想、なんと傲慢な提案でしょう…
マーケットを舐めているのか... トレードを舐めているのか...
決してマーケットを軽んじているわけではありません。マーケットには常に真摯に向き合うべきで、私達がマーケットをコントロールすることはできないことは十分に理解しています。
トレードを、自分の“欲”で曇らせてはいけ無いことは十分に理解しています。
「マーケットを自分のATM機にしよう…」というのは、マーケットをコントロールする話ではありません。マーケットの特性を理解し、マーケットの流れに身を委ねることで利益を得る精度を高めることにあります。マーケット滞在時間を長期に保つのもありますが、同時に短期でも現金を受け取ることができるようにしようというものです。
トレード時間軸の長期と短期の違いは、利益確定までの時間の長さの問題で、それが利益幅の違いになることもあります。逆に、時間軸を短期に取ることで、利益を確実に手にすることでもあります。
つまり、マーケットにエントリーするのも利益確定するのも、全てマーケット次第だということで、私達の都合で決められるものではないということです。
ただ、トレードの目的は利益を得ることで、“利益を得る”ということは“現金を手にする”ことだということです。
含み益の額が重要なのではなく、手にした現金の額が大事なのです。
確実に安定的に利益を得る様になるということを「マーケットをATM機にする」という表現になっているのです。
たとえば、収支改善のためのトレードをするのであれば、ひと月ごとに決算ができれば家計は助かります。毎月の収入源としてトレードを位置づけるには、トレードの時間軸は一ヶ月の範囲内にするのが効率的かと言えます。
トレードの目的が
資産構築・老後資金準備・・・長期投資
収支改善・生活費や直近支出費確保・・・短期投資
あくまでも時間軸の設定の違いであるということで、短期投資がすべてデイトレや分トレを表しているわけではありません。
マーケットをATM機にするには、確実に利益を得る事が大事ですが、それは簡単に出来ることではなく、確実性は約束されたものではありません。
ではどのようにすれば、マーケットからきちんと現金を引き出せるようになるのでしょう…
トレードの精度を上げるには…
毎月安定的に収益を上げるには、エントリータイミングを間違えないことであり、利益確定に“欲”を出さないことです。
- エントリータイミング
- イグジットタイミング
- 資金管理
トレードを行う上で重要なことは、上記の行動をきちんと行えるかどうかで、それが出来るかどうかが毎月安定収入確保はかかっています。
逆に言えば、この3つがきちんとできれば、大きな損はしない、資産が目減りすることはないと言えます。
トレードでは、「買い」で入った後に価格が上がれば利益が出ます。「売り」で入った後に価格が下がれば利益が出ます。ただそれだけのことです。単純に考えるまでもなく、この二つの方法でしか、トレードで利益を上げることはできません。
トレード時間軸を長期に保つか短期で逃げるかは投資環境次第で、利益が伸びると思えば長期、状況が変わりそう、投資環境変化が激しそう思えば短期で逃げます。
そこさえ間違えなければ、利益を得る確率は数段に上がります。
もう「イグジット」の答えは出ていますが、含み益があるときにマーケットから出るのが大事で、先行きの見通し次第で、長期保有か短期逃げ切りかを決めればよいのです。
問題は、なんと言っても「エントリータイミング」です。一にも二にも、トレードの精度を上げるのに重要なのは、「エントリータイミング」を間違えないことです。
よくエントリーしたら逆行することがあります。それは誰もが経験することで、避けては通れないことなのです。
毎回毎回、エントリーした途端に逆行していれば、もう心が折れそうになります。誰かが後ろから見ていて嫌がらせをしているのではないかと思ってしまいたくなりますね。
エントリーした途端に大きく逆行する原因は明らかで、それは単純に間違ったところでエントリーしたからにほかなりません。
エントリータイミングを間違うパターンは決まっています。
- なんとなく…
- ついつい…
- 入らずにはいられない衝動に駆られる…
- 焦る…
- 思惑で入る…
上記パターンを分析してみますと
- 「何も考えけていない」「えいやぁ~の勢いだけ」というどうしようもないパターン
- 感情がコントロールできないパターン
に分離されます。
「1.」は言語道断で、もう負けるして負けるもので、コメントのしようがありませんね。これはやめましょう。それだけです。
「2.」は、チャート形状を見て「チャンス」と思ったら、感情がおさえられないものです。
これは、ある程度チャート形状を勉強して、チャートの流れを読むことを理解したと思い込んでいるときに起こるパターンで、これも誰もが通る通り道のようなものです。
見えないチャートの右側を想像して、それが実に大きな利益を生みそうな形状を想像してしまうことで、利益幅を取りたいがために、「買い」で入るならより安いところでエントリーしたいという思いで焦るのですね。
この場合、エントリーした途端に大きく逆行することが多いようです。
まさに「欲」がチャート分析を曇らせているパターンです。
この場合一呼吸おいて、本当に思惑通り行くかどうかを見極めてからエントリーする心の余裕が必要です。「買い」で入るなら最安値を狙わないという思いが大事です。
感情のコントロールが難しいのです。そして感情がミスリードを生むのです。
感情が高ぶったら一呼吸
「鯛の頭と尻尾はくれてやれ」の格言を忘れずに…
まずはそこから始めましょう。それだけでもかなり無駄なエントリーは減ると思いますよ…