マーケットをATM機にしよう…トレード手法を家計収支改善の強力な武器に

最初にこのセリフも見たときは驚きました。

長年トレードに携わっている人からすれば、とても傲慢に思えたことでしょう。そう簡単にマーケットを自由自在に操れるものではないという「お叱りの声」が飛んできそうです。

この言葉を発したのは、独自の法則でFXトレードをしている「もってぃー」さんです。自身を「ゲイトレーダー」と称し、SNSなどで情報配信されていて、このセリフに惹かれて、即登録しました。

たしかにそう簡単に、マーケットで勝てるわけではなく、ましてや常勝なんてありえないことはよく理解しています。

価値が上がる銘柄などを探す中長期投資とは異なり、価格変動の値幅を狙いにいくトレードですから、それだけに、成長を狙う投資比べて、トレードは、短期の価格変動を狙ってお金をマーケットから「抜く」というイメージがありますね。

トレードのほうがATMという言葉に親和性があるようにも思えます。

勝手なイメージかもしれませんが、ATMという言葉には、利益が乗ればすぐに引き出す、欲を出さずに利益確定するイメージがあるようにも思えます。

スキャルピングという手法がありますが、これは利益を薄く刈り取るもので、結果を瞬時に出す方法と言えます。

短期トレードを、時間の短さだけに注目して敬遠する人もいますが、混沌としたカオスのマーケットに長く滞在しないことで、マーケット変動の波にさらされない利点があることを考えられます。

何より結果が早く出ることで、キャッシュをすぐに手に入れるチャンスが広がることが期待されます。

デイトレ、分トレを「投機」と決めつけ敬遠するのではなく、一つの手法として捉えて、そのスキルを磨くのは、必ず家計の収支改善につながると考えられます。

収支バランスを考える上で、支出削減、節約は大事になってきますが、そこには自ずと限界もあり、使った金額以上の効果は出せません。月10万円の支出を9万円に抑えれば1万円の効果が生まれますが、さすがに10万円の効果は無理でしょう。

もちろん毎月1万円もの支出が減るのはありがたいことですけどね。

同時に収入の見直しも大事で、それがこのサイトでも提案する「副業」「複業」のすすめでもあります。

その複業のひとつに、トレードを取り入れるのは効率的だと判断しています。

そこでコラムタイトル「マーケットをATMにする」という発想が登場するのです。

もちろんすぐにできる話ではなく、マーケットをATMにするための訓練は必要です。

マーケットに対する考え方を学ぶことも大事で、マーケットの特性を知ることも大事です。

つまり、トレードでマーケットをATMにするには、勉強と訓練と、くじけないマインド設定が必要です。

やらなければならないことはたくさんあります。

ここで自動売買システムに走るのは得策ではありません。

絶対的なシステムはなく、システムにも一長一短があり、完璧なものはありませんし、その自動売買システムを、「楽して儲けよう」とか、マーケットの勉強をしなくてもできるという思いから、自動売買システムを選ぶのであれば、それはそれで非常に危険な発想だと思っています。

そもそもマーケットで勝つということは、負けた投資家からお金を吸い上げることです。

損をした人の資金がマーケットに放出させられ、それを勝者が吸い上げるのがトレードです。

銘柄の成長を期待する投資の場合は、保有期間の浮き沈みを、成長を信じてじっと耐えて、熟成したときに売る手法ですから、売るタイミングによっては全員が勝者になることもありますが、短期トレードの場合は、その時の勝敗が利益の源泉となるので、常に勝者と敗者がはっきりとするのが短期決戦です。

それだけにトレードは精神的にタフで、それなりの訓練が必要になってきます。ある意味、中有長期投資とは違う手法を駆使しなければなりません。

トレード用の勉強が必要です。その一つが、テクニカル手法と言われるチャート分析を学ぶことです。

「損切り」の大切さも理解することは大事です。

これは「損」をすることを当たり前だと思う、一般常識では考えられないことを受け入れなければなりません。

   相場の常識は世間の非常識…

このことがよくわかってくると思います。

投資家とかトレーダーは、資格無しで誰でもすぐに名乗れます。医者や弁護士になるような難しい試験もありません。

ほとんどの人が勉強もせずに訓練もせずに、いきなりマーケットに飛びこんでいるから、トレードで儲けている人は殆どいないという印象を持たれるのです。

マーケットは、プロもアマも、超ベテランもスーパー素人も、皆同じ土俵で戦うところなのです。初心者用の部屋なんて存在しません。

初級コースもなければ上級専用エリアもありません。スキー場じゃないんだから…

勉強もせずに、なんの訓練もしないで、いきなり実弾をマーケットに打ち込むのは、カモがネギを背負ってジャングルに行くようなものです。裸でピラニアが生息する川を泳ぐようなものです。

でも、正しい勉強と正しい訓練をすれば、トレードでの勝者になることはできるのです。

だって実際に「億り人」と呼ばれる億トレーダーは実在するのですからね。
同じ人間ですよ。

人にできて自分にできないことはありません。

だからちょうどこの機会に、ぜひトレードの勉強をし、実践に備えての訓練をしていきましょう。

きっとトレードは、将来設計の強力な武器になってくれることでしょう…

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