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2019年3月

過去のコラム

日本ポーカー世界チャンプから学ぶ心理学

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「投資はギャンブルである」という人がいますが、果たしてそうなのでしょうか。

「投資はビジネスである」こう考えることができて初めて、投資で成功することができるといわれています。

今回は、日本人プロポーカープレイヤー木原直哉氏から投資の考え方を教わるというお話です。雑談のように軽い気持ちでお読みください…

○ギャンブルの定義

よく投資はギャンブルとか、短期トレードはギャンブルという表現がなされますが、あれは全くの間違いであるという木原氏の言葉から話を進めます。念のため、木原さんはトレーダーではありません。投資経験もまったくではないですが「ない」に等しいです。

ギャンブルとは「自分の資金・技量を含めた実力を超えること、期待値がマイナスになるものにお金を賭けること」と定義されています。

これを裏返せば「正しくリスクがコントロールされた状態で期待値がプラスであれば、それはギャンブルではない」ということです。従ってビジネスや投資はギャンブルではなく、そういう意味ではポーカーとビジネスや投資は似ているとのことです。

これには前提があって、「プロが行う」ビジネスや投資であることです。プロ意識とも言えますが、中途半端な考えではダメだということで、冒頭の「投資はビジネスである」に通じるところです。

ここで言う「期待値がプラス」とは、「1ヶ月単位で常に負けない」ということだそうです。

木原さんは「プロ」になるために努力を惜しまず研究(実際は「検証と研究」、物理学者らしい表現でしょう)を続けてきたそうです。

その研究対象は常にトッププレイヤーを対象とし、実力が自分よりも数段の上の人のそばばかりに、いつもいたそうです。

決して居心地の良い環境に浸っていなかったということですね。これぞ「プロ」を目指す自覚ですね。

ポーカーは半分は「運」が作用するゲームだそうです。でも「運」は祈ることや善行を積むことで生まれるものではないとおっしゃっておられました。

スピリチュアルを全面否定はしませんが、「運=確率」と考えておられます。

話を「運=確率」に戻しますが、サイコロを3個振って出目が「7」以下になる確率は216通り(6^3=216)あります。この「7」がでる現象を、そのときの状況に応じて「運」と判断することもできますが、ようは確率で、何回か振れば必ずいつかは出てくるものだというのです。

ポーカーは負けを小さくし続けるゲームだと表現されています。

ポーカープレイヤーでは、「勝ち」の追求よりも「いかに負けるか」のほうが大事だそうです。

手札や心理戦(心の読み)などで、勝負を降りるほうが、確率的にみて合理的な場合があるということを認識することが、ギャンブルの世界で長く生き続けるのに必要なことだと木原氏は力説していました。

勝ちに固執すると、必ずと言っていいほどリターンに対してリスクが大きくなりすぎてしまうのだそうです。

木原氏いわく「大きな負けを覚悟した局面で小さく負け逃げができれば、それは実質勝ちに等しい」と考えるそうです。

例えば100万円損失決定という局面で、頑張って30万円の損失に抑えた場合は、「70万円の勝ち」という発想になるそうです。

この発想は「目からウロコ」です。常勝プレイヤーのメンタルでしょうかね。

逆に50%を上回れば、たとえば60%の期待値があるディールなら勝負する、40%の期待値なら勝負を避けることが大事です。これは絶対だそうです。

勝負の世界で「60%の期待値」というのは、かなり高度なチャンスらしいですよ。

また50%以上の期待値があるのに踏み込まないことは、期待値を下げることになると自覚すべきだそうです。

こういう考え方をするのですね。「常勝」には絶対に必要な思考のようです。

よく100万円を1億円にしたという話を聞きますが、そのことに驚きはしない。実力が同じ集団100人の場合、必ず100万円を1億円にする人は出てくるものだ...

またこのようなこともおっしゃっておられました。

100万円を1億円にして、そこでやめないで結局資金をゼロにする人がいる。よく500万円や1000万円になったらギャンブル(orトレード)をやめればいいのにという話を聞きますが、1000万円で逃げ切る人は絶対に1億円は作れない。1000万円や5000万円でやめないような人が1億円を作ることができ、財産をゼロにするような人だから100万円を1億円にすることができるのだ...

妙な説得力がありますね。

ポーカーは「運」が半分作用するゲームですが、残り半分は実力がものをいう。だから実力は磨かなければダメ。運だけを上げることに専念する行動はおかしい。神頼みや善業を積んだり神社参りしたりしてもポーカーでは勝てない

確かにポーカーは「運」が左右するので、運が向いているときがチャンス。そのチャンスをつかめるかどうかがカギ。運が良い時にその運をつかむためにも実力を磨くことが大事。

投資だけでなく人生や生き方にも通じるところがありますね

最後に、うまくなるために「とりあえず練習」という姿勢では絶対にうまくはならない。常に自分よりも実力が上の人のそばにいて、その人の行動を真似て盗む。何のためにこの練習をやるのか、行動の理由をしっかりと把握することが大事だとのことです。

いかがでしょうか。一つでも参考になることがあれば幸いです…

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